あの日町を歩いてたら声をかけられた。 靴みがきの箱を持ったガキで「靴みがきOK?」って言うんです。 「お願い」って俺は断ったけどダン・フォースはつい「イエス」っていっちまった。 そして俺はビールを買いに行った。 その間に悲劇が起きた。 靴みがきの箱には爆弾が仕掛けられててそいつは爆発音と悲鳴が一緒になって。 バラバラになった身体が俺にへばりついた…俺は必死でそいつをひっぺがそうとしたんだ。 それから慌ててバラバラになった手足をひろい集め奴の身体にくっつけようとしたけど内臓がはみ出して…。 奴は泣きながら言った、「家に帰りたい…家に帰りたいよ、家に帰ってあの車を運転したいよ」って… 俺はそのまわりを這いずりまわって奴のちぎれた脚を捜した。 でも見つからなかった、その時の光景が頭に焼き付いて。 7年たった今も毎晩夢にみる。 目を覚ますと自分がどこにいるのか、誰かもわからなくなる。 そんなことが丸一日、一週間も続く…追い払えないよ。 助けてください大佐。 俺はどうすればいいんですか…教えてください…」
音楽とゲームと本